一年に一度の夏のイベント、野辺山電波天文台の特別公開に行ってきました。早めについたのですが、開場までまだかなりの時間があるにもかかわらず、すでに100mほど並んでいてびっくりしました。おgiwaraさん、Tさん御夫妻、お疲れ様でした。
1時間の講演会を2つとアルマセクションの講演会を一つ聴きました。過去一年間の新しい発見を紹介してくれる内容で、面白くて楽しかったです。現在はプロの天文台の星野撮像も動画になっているのですね。105cm/F3.1のシュミットカメラでは0.5秒の露出で18等まで写るそうです。
気体が収縮して核融合反応が生じるまでの状況、太陽フレアを引き起こす磁力線の再結合のイメージ、太陽の磁力線が屈曲している原因のイメージ、光の速さの3倍を超えて膨張している宇宙空間の速さが相対論と矛盾しないこと、宇宙膨張に関する曲率の紹介のされ方の意味、湾供している曲面での光の”真っ直ぐ”な進み方の解釈など、専門家の方が本の解説以上に詳しく説明してくれたので疑問に思っていたモヤモヤが解決できました。これでチコちゃんから、
「ボーっと生きてんじゃねえよ!」
と叱られなくてすみます(笑)。
諸事情により、ひょっとすると今回が最後の特別公開になるかもしれないとのことですが、できるものなら続けて欲しいです。