知人から50年近く前に製造されたミノルタ58mmF1.2を譲り受けました。ミノルタに限らず、その値段の高さゆえF1.2のレンズは今まで所有したことがありません。明るいレンズの開放での収差はきついことは知っていますが、センサーサイズの小さいフォーサーズならどうかと思い、期待半分不安半分で撮影してみました。処理を施していない原画像ですが、
F1.2という明るさは強烈に凄まじい!
清里の空の暗さのおかげもありますが、ISO400の8分露出で天の川の星がここまで写るとは。しかし、微光星の描写はいいのですが、明るい星が変な形に。デジタルの技術が発達している現在、ハローやコマの光度と起点の位置をソフト的に推定して、色の再現性と光度に見合う大きさの丸い星にすることは出来ないでしょうかね。誰か作ってくれないかなぁ。そうすればイメージセンサーがCCDの古いカメラがまだまだ使えるので(笑)。