2018年が始まったと思ってたら一月も終わりに近づいてきました。早いですね。
正月から息子とスーパームーンを見て喜んでいたら、いつの間にか月は地球の周りをぐるっと回り、下弦から新月になり上弦を過ぎて、今月二回目の満月を目指して夕方の空を東に突き進んでます。
今回の満月は日本時間31日の夜半前に地球の影に入り「皆既月食」となります。日本から見やすいという事で色んなメディアが事前に紹介をしているようですが、昨日、友人のTちゃんからこんな質問LINEが来ました。
「NASAが発表したらしいんだけど、今度の満月って、珍しいスーパーブルーブラッドムーンらしいね! 見てみたいんだけど、でも、それ何?」
・・・私のほうが聞きたいです(笑)
何でしょう?皆既月食だったのではないか??
ぐーぐる先生に聞いてみました。
調べてみると、意味合いとして
「スーパー」と
「ブルー」と
「ブラッド」に分かれるようです。
まず「スーパー」
これはもうお馴染みとなった普通の「スーパームーン」。今回もかなり地球に接近するのでスーパーだそうです。その年に最も近づく月だけを呼ぶのかと思ったら、そうでもないようです(笑)
次に「ブルー」
「ブルー」という表現から「ターコイズ・フリンジ現象」の事かとちょっと連想したら全然違うようで、もっと単純に一か月に二回満月が起きる事をブルームーンと言うそうです。知らなかった(-_-;)勉強になりました。
最後に「ブラッド」
これは予想が付きました。「ブラッド=血=赤=赤い月=皆既月食」。地球の影の中に入った月は夕焼けと同じ現象で赤銅色に輝きます。
これらをつなげて「スーパーブルーブラッドムーン」
何だか麻雀の役が揃ったみたいなノリです(笑)。いろいろ調べると、この三役が揃うのは何と150年ぶりだそうで、特に占い方面の皆さんは俄然盛り上がってるようです。
「NASAが発表した」という情報だけがどうにも良く分かりませんでした。NASAは天文台ではないので皆既月食の情報をわざわざ流してるとは思えないのですが、何でしょう?
最近は星の業界では想像もつかない言葉が業界の外からどんどん入ってきて大変なんですが、それによって星の世界が一般にもっと身近になればいいなぁと思います。
私は単純に天文現象としての皆既月食が楽しみなので、今日は機材のチェックをしました。望遠鏡で撮影するのは本当に久しぶりなので、当日あたふたしないように自宅でゆっくりと組み立ててみました。
主力はT社FC76D+P2S
本当に久しぶり。極軸の合わせ方もぎこちない(笑)。ごめんなさい。うまく動いてね。
カメラを取り付けるカメラマウントと回転装置。暗闇でたまに取り付け始めると組み合わせとか意外とアタフタするので、明るいところでちょっと取り付けの練習(笑)
試しに撮ってみた
写真の腕は置いといて(笑)、機材の心配は無さそうです。あとは、天気と急な仕事が問題ですね。
皆既月食の日まであと3日
ドキドキ待ち遠しいですね!