りゅうこつ座のアルファ星「カノープス」が
佐久市内から山の稜線ギリギリに見えます。
南極老人星とも呼ばれ、見る事が出来ると
寿命が延びるという長寿の星でもあります。
つまり、それだけ見ずらい星。
この見えずらさが各地にさまざまな伝説を生み、
先日は木崎湖の龍燈伝説として紹介しました。
我が佐久市は長寿のまちとして有名で、
「ぴんころ地蔵」や「佐久総合病院」を擁します。
であるならば、やっぱり佐久市内から
長寿つながりのカノープスを眺めてみたい!
そんな思いから佐久市内のあちこちで
ベストスポットを探し始めて3年目になります。
今年は天気と仕事のタイミングが合わず、
市内からは一回も見れていなかったのですが
夕べ仕事帰りにやっと見る事が出来ました。
スーパームーンが辺りを煌々と照らす夜中の一時半。
七色に輝く長寿星が稜線を這うように見えました。
市内いろんなスポットがある中でお気に入りの場所。
佐久総合病院も写るので、ご長寿感が増します(笑)
この場所からの写真は何度か載せましたが
今までで一番写りが良い感じです♪
EF200mmF2.8の威力でしょうか(笑)
さらに、ずっと狙ってた写真にも成功しました。
「カノープスの木洩れ日」です。
これを木洩れ日というかは分かりませんが(笑)
カノープスがこの場所で南中する頃、
山と山の間にある林の向こうを通過するのです。
一昨年偶然に一回だけ見たことがあったのですが、
その後なかなか写真に収める事が出来ませんでした。
木々に隠されたり出てきたりを繰り返すその光景は
肉眼でもふわっ、ふわっ、ふわっと点滅するような
不思議な光に見えるので、何か神がかった物が
稜線を歩いてるようにも感じてしまいます。
偶然ギリギリに見える緯度のまちなんだよと
言ってしまえばそれまでなんですが、
それでも高峰で見るカノープスよりも
もう少し寿命が延びるように感じました。
あ、
先日の森ビルに昇った時の、地上より相対的に
ほんの少しだけ早く時間が経過しちゃった分が
チャラになってないかなぁ(笑)
by usudahoshinokai
| 2017-12-04 18:40
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